始皇帝 …「皇帝(の位)を始めた者」。 cf. これによって、王は諸侯並みの位・号(王侯)となった。ヨーロッパ史でいうと、 神聖ローマ帝国内のベーメン王などがこれに近い。 また、生前の業績で死後に命名する「おくり名(諡号)」を廃して、2代以降を二 世、三世…と定めた。 「朕」を皇帝独占の自称とし、皇帝の命を「制」、令を「詔」と特別扱いさせた。